カリフォルニア州のザ・リッジGCで開催されている、米国女子ツアー第27戦「ロングドラッグスチャレンジ」の2日目。1組だけホールアウト出来ずサスペンデットとなっているが、日本の東尾理子が、この日「64」と7つスコアを伸ばす大躍進を見せ、一気に暫定2位タイに浮上。暫定トップと2打差の好位置につけ、初優勝に向け最高の形を見せている。単独の暫定トップには、ドーン・コー・ジョーンズ（カナダ）が通算9アンダーで、アニカ・ソレンスタム（スウェーデン）は通算5アンダー、暫定12位タイに着けている。

この日の東尾は10番からのスタート。いきなり連続バーディで発進し、この日のチャージを予感させた。しかし、その後13番でボギーを叩いていしまい、そのまま前半はパーで凌ぐ展開となってしまった。圧巻だったのは後半に入っての1番から。まずは3連続バーディを奪うと、1ホールあけて5番だもバーディ、そして8番から連続バーディでこの日を締めくくった。結局一気に7つスコアを伸ばし、暫定2位タイに躍り出た。過去、ベスト10フィニッシュが1回の東尾だけに、ベスト10はもちろん、初優勝に期待が膨らむ。

東尾のほか暫定2位タイには、ベス・ダニエルら6名がひしめく混戦となっており、昨年の覇者で2連覇を狙うクリスティナ・キムも通算6アンダーの暫定9位タイにつけ、2日目を終えている。