イリノイ州のスプリングフィールドにあるザ・レールGCで開催されている、米国女子ツアー第24戦「ステートファームクラシック」の最終日。昨日好スコアを叩きだし単独トップに躍り出たパット・ハーストが3打差を守りきり、今季初優勝を遂げた。2位には、ディフェンディングチャンピオンのクリスティ・カーが通算14アンダーで入った。

この日のハーストは昨日のプレーを彷彿されるような滑り出しを見せた。出だしでいきなり連続バーディを奪うと、4番から再び連続バーディを決めた。ここで一気に独走態勢に入るかに見えたが、ここから苦しい展開が続く。7番をボギーとした後、9番で取り返したが、12番を痛恨のダブルボギーとしてしまう。しかし、なんとか踏ん張りを見せ、出入りの激しい最終日は2アンダーでフィニッシュ。見事にトップの座を守りきった。

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ディフェンディングチャンピオンのカーも、この日連続バーディで発進。2連覇に望みを繋ぐスタートを切った。しかしそこから伸ばしきることが出来ずに、結局4バーディ1ボギーの通算14アンダー、単独2位に終わっている。

そのほか、日本期待の東尾理子は、この日もスコアを伸ばし切れずに、通算2オーバーの73位タイで4日間の競技を終えた。