2011年 トータルエネルギーカップPGAフィランスロピーシニアトーナメント

佐藤が単独首位をキープ!尾崎健夫は予選落ち

2011/07/07 10:39
最終日を単独首位で迎える佐藤剛平、普段通りのゴルフが出来れば優勝も近い?

埼玉県にある森林公園ゴルフ倶楽部で開催されている、国内シニアツアー開幕戦「トータルエネルギーCUP PGAフィランスロピーシニアトーナメント」の2日目、首位でスタートした佐藤剛平が1つスコアを伸ばして通算8アンダー、単独首位をキープしている。

2打差の2位に続くのは高見和宏。通算5アンダーの3位タイには、ホストプロの白浜育男が浮上したほか、友利勝良湯原信光など5人が並び、続く通算4アンダーの8位タイには室田淳羽川豊ら11名がひしめく混戦となっている。なお、明日の決勝ラウンドに進むのは、通算イーブンパーの44位タイまで。尾崎健夫は1オーバーの54位タイで予選落ちとなっている。

佐藤剛平、スコアメイクに苦しむも単独首位をキープ!>
首位をキープした佐藤剛平は開口一番「1番をパーでスタートできて良かった」と一日のラウンドを振り返った。ティショットを隣のホールに打ち込むトラブルから、4mを1パットで沈めてパーセーブ。昨日のようなバーディ量産とはいかず、チャンスにつけるもカップに嫌われスコアメークに苦しむ2日目となった。「明日はとにかくやるしかない。最終組?普段のゴルフを心がけてリラックスして楽しもうと思っています。今はこう思えていても、明日が来たら緊張しちゃうよね(笑)」と、ツアー参戦5年目にして初勝利へ挑む。

「欲を出すとダメなタイプ」と高見は自分を分析。明日の最終日は平常心で臨む!

<「66」をマークして単独2位に浮上した高見和宏
1オーバーの37位タイからスタートし高見和宏は、8バーディ、2ボギーの「66」をマークして2位タイに浮上。「前半はパットの感触が非常に良かった。長いバーディパットもきまって、タッチも合っていたしね」とビッグスコアの理由は、好調なパットだった。去年の同大会は予選落ち。「欲を出すとダメなタイプ」と自己分析する一方、「明日の目標は二ケタアンダーです」と言い切った。「ギャラリーが多いのも、いい力になっている。笑顔を絶やさず明日も頑張ります!」と決勝ラウンドに臨む。

<大会ホストの白浜育男、この日最少スコアの「65」をマークして3位タイ>
2オーバーの61位タイからスタートした白浜が、この日最少スコアの「65」をマークして3位タイに浮上した。「うちの会長が、みんなのためになるトーナメントを作ろうというところから(今大会は)始まった試合なんです。ホストプロとして、大会を盛り上げられてホッとしています」。シニア3年目となる今年、その最高の恩返しはできるだろうか。

ジェットさん、1打カットラインに及ばず予選落ちとなってしまいましたが渾身のショットです
たちあがり、連続バーディを決めてこの笑顔!
ひときわグリーンにはえた赤いウェアを来た高橋勝成プロ。イーブンパーで予選通過です
シニアツアーの魅力のひとつは、プロとこんなに近くに寄れるんです(右:芹澤信雄プロ)
世界のレフティ羽川プロ、常に笑顔でラウンドされていました
韓国の崔光洙選手、2日目はイーブンパーの8位タイ
このパットを沈めてナイスパーセーブでした
USTREAM中継中、湯原プロはカメラの前で何を訴えているのでしょうか、ジェスチャー付きで。

2011年 トータルエネルギーカップPGAフィランスロピーシニアトーナメント