大場首位。服部、日吉もタイ
曇り空とはいえ、30度を越す気温の中行われたゴルフ5レディス。初日、2アンダートップに並んだのは大場美智恵・服部道子・日吉久美子の3人。1打差4位には入江由香・久保樹乃ら7人がひしめき合う。見事な団子状態レースとなった。
「ずっと調子を落としていたので良いスコアで初日を迎えるのは久しぶり」今季に入ってから不調が続いていた服部道子。ダイキンオーキッドで4位、ブリヂストンレディス5位と決してどん底というわけではなかったが、久々に賞金女王が戻ってきたといった感じがする。
「去年より雨の関係かグリーンが重く感じられる」5バーディ、3ボギーとした服部は「前半のパットは届かなかったが、後半やっとタッチが合うようになった」 出だし1番ホールをいきなりボギーとつまずいたが、後半から挽回。10番・13番をバーディ、14番ホールを3つめのボギーとしたものの、その後16番・17番を連続バーディで沈めてトータル2アンダーとした。「初日からトップというのは向いていない。あとから追い上げるほうが自分に合っているかなと・・・」
「途中、棄権しようかと思った」とは大場美智恵。プレー中、背中に激痛が走り深呼吸もできない状態。後半からはテーピングしてスタートしたという。「ショット時に振り切れないので、軽め軽めに振っていった。前半2アンダーでよくしのいだと思う」結局4バーディ、1ダブルボギーとした。
日吉久美子は今大会4回目。いまだに予選を通過したことがない。「コースが好きとか嫌いではなくて、ショットをラフにいれるとスコアメイクが出来なくなる」このコースはラフが深い。今日はショットの調子が良く、2バーディ、ボギーなし。ティショットをラフに入れないように心がけたのが良かった。「調子の良いほかの選手も多いのでポチポチと頑張りたい」