2000年 再春館レディース2000火の国オープン

充実(?)の上位陣。今週は激しいぞ

2000/04/14 18:00

薄曇りの熊本で行われている再春館レディース。今年のネーミングは「火の国」、最終日まで熱い戦いを期待したい。初日にリードを見せたのは台湾の大器、黄玉珍。33・34の67をマークして単独首位に立った。4アンダーの李五順が2位につけている。日本勢も上位をしっかりと狙っている。首位と2打差に、実力の若手米山みどり。4位グループには、アメリカ帰りの福嶋晃子・小林浩美ら3人。

先週は距離感が合わなかったが、今週はピタリと合うようになった黄玉珍は7バーディ、2ボギーとした。「ショットが良かった。クラブはもう大丈夫」ダイキンオーキッドから替えたクラブがだんだん慣れてきた様子だ。この時期、普段は苦しめられる花粉症も今週は出てこない。「昨年より良い成績を残す」のが今年の目標と言う。98年に念願の日本ツアー初優勝を挙げたが、翌年には勝てずに終わっている。今年はなにがなんでも1勝あげたいところだろう。

昨日、一昨日の練習日「ショットが悪かった」という米山みどり。今日は安全第一に運んだプレー。「曲がるのが不安だったので、真中狙いにいったのが良く転がってくれました」 アウトで2度カップに蹴られたが、「しっかり打てていた」ので後半には2バーディ稼いだ。

福嶋晃子はショットが悪く、アプローチとパターでカバーする一日となってしまったが「調子はわかっていたので、今日はのんびりとプレーしました」 それが返って良かったのか。3バーディ、1ボギー。初日を2アンダー4位といい位置からのスタートとなった。
ドライバー使用は4回。「本当は必要のないコース」らしいが来週はアメリカなので、その練習のために使用したとのこと。

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