単独首位に三塚優子、金田久美子が2位タイ発進!
2009/05/22 12:25
愛知県にある中京GC石野コースで22日(金)、国内女子ツアー第10戦「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」が開幕した。1日を通して曇天が続いたが、予報されていた雨は降ることなく、気温も20度前後と好コンディションの中で競技は進行した。
単独首位に立ったのは、1イーグル、4バーディ、1ボギーの「67」、5アンダーでホールアウトした三塚優子。「ショットがすごく良かったし、今日はパットも入ってくれた」という三塚は、ドライバーで飛距離を稼ぎ、ショートアイアンでピンに絡める、持ち味を活かしたプレーを展開する。最大の見せ場は7番パー4。残り106ヤードの2打目を52度で打ち、ピン奥2.5メートルからバックスピンで戻し直接カップイン。「傾斜を使って計算どおり。完璧でした」と笑顔をのぞかせた。
3アンダーの2位タイには、羅多藝(ナダエ)、イム・ウナ(ともに韓国)、有村智恵、若林舞衣子、そして金田久美子の5人。金田は11番パー4で20ヤードのアプローチを直接沈めチップインバーディを奪うなど、この日4バーディ、1ボギー。開幕から9試合で予選通過1回と不振に喘いでいた金田が、「これまでは考え過ぎだったけど、今日は昔の自分に戻れた気がします」と好スタートを切った。
2アンダーの7位タイには、福嶋晃子、全美貞(韓国)、張娜(中国)、タミー・ダーディン(オーストラリア)。今週、ツアー新記録となる9試合連続トップ10入りを狙う横峯さくらは、1アンダーの11位タイとまずまずの立ち上がり。記録更新への期待が高まる位置で初日を終えている。また、アマチュアの竹村真琴はイーブンパーの18位タイ、古閑美保は1オーバーの27位タイにつけている。