横峯さくらが女王戴冠を決めるか シード権争いにも注目
2013/11/19 13:53
国内女子ツアー「大王製紙エリエールレディスオープン」が11月21日(木)から24日(日)までの4日間、愛媛県にあるエリエールゴルフクラブ松山で開催される。今年から4日間競技に移行となり、賞金総額は前年比1,000万円増の1億円。次週の最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」は賞金ランキング上位25名、及び今季優勝者など出場資格が限られているため、フルフィールドの競技は今季最後となる。
昨年は福島県の五浦庭園カントリークラブで開催され、2位から出た佐伯三貴が最終日に唯一の60台となる「68」をマークして逆転。シーズン2勝目を手にした。
注目は、いよいよ大詰めを迎えている賞金女王争いだ。前週の「伊藤園レディス」で今季4勝目を挙げて賞金ランキングトップに立った横峯さくらと、2位に後退した森田理香子との差は約1,169万円。今週を終えて、2人の差が最終戦の優勝賞金額2,500万円以上に開いた時点で、最終戦を待たずして横峯の2009年以来2度目となる女王戴冠が決まる。横峯が優勝し、森田が6位以下に終わることが条件だ。
そして、永久シード保持者(不動裕理1名)を除いた同上位50名に与えられる来季シード争いにも注目。同51位で当落線上にいる藤田幸希、圏内まで約320万円差の同55位にいる上田桃子らが、ラストチャンスを生かせるか。なお、現時点で同54位につける申智愛(韓国)が次週の最終戦に出場予定のため、今週を終えて全選手確定とはならない。
【主な出場予定選手】
佐伯三貴、横峯さくら、森田理香子、吉田弓美子、全美貞、比嘉真美子、アン・ソンジュ、不動裕理、笠りつ子、金田久美子、諸見里しのぶ、服部真夕、テレサ・ルー、大山志保、上田桃子