豊永志帆が2位発進 米メジャー明けの宮里美香が3位で続く
◇国内女子◇マンシングウェアレディース東海クラシック 初日◇新南愛知CC美浜コース(愛知)◇6,399ヤード(パー72)
2011年にプロテスト合格の23歳・豊永志帆が4連続を含む6バーディ、ノーボギー「66」をマーク。上位で繰り広げられたバーディ合戦に遅れをとることなく、首位に1打差の6アンダー単独2位スタートを切った。
豊永は今オフに、ジュニア時代から抱えている腰痛が悪化。開幕から2戦を欠場する出遅れを強いられるなど、現在は賞金ランク61位とシード圏外にいる。その中にあり、先月の「NEC軽井沢72ゴルフ」では自身初の首位発進。シーズンも後半戦に入り、初シード、そしてツアー初勝利に向けて加速をつけてきた。
単独首位に立つのは、こちらもツアー未勝利のイ・ナリ(韓国)。5アンダーの3位に、先週の米メジャー最終戦「ザ・エビアン選手権」で優勝争いを演じたホステスプロの宮里美香をはじめ、2週連続優勝がかかるイ・ボミ、イ・ジウ、黄アルムの韓国勢と、辻村明須香が続く。
さらに1打差の8位タイに、今年のプロテストトップ合格の倉田珠里亜ほか、横峯さくら、青山加織、飯島茜ら6人。賞金ランクトップの森田理香子は、前年優勝の永井奈都らと並び1アンダー35位タイで初日を終えた。
■ 豊永志帆コメント
「初めてバーディがきたのは後半(アウト)に入ってから。2番で2メートルくらいにショットがついてくれました。今日は1日パッティングが良かったです。今週は、(前週までの)北海道3連戦で疲れてしまい、昨日ゴルフ場にきて1時間くらい感触を確かめたくらいで、ほとんど練習出来ていませんでした。とにかくぶっつけ本番で行こうと思いました。練習ラウンドもなしです。
意外とそれが良かったのかもしれません。余計なことを考えずに済んだからですかね。練習もしていないのであまり高望みはできませんが、明日、明後日も余計なことを考えずに60台で回りたいと思います」