オールスター戦!?古閑、大山、宮里、横峯、そして上田も上位
2008/11/15 18:07
千葉県にあるグレートアイランド倶楽部で行われている国内女子ツアー第35戦「伊藤園レディスゴルフトーナメント」の2日目。曇り空の下、今年の女子ツアーを象徴するかのような大混戦が繰り広げられている。
初日に自己ベストの8アンダーをマークし、単独首位に立った大山志保が2バーディ、2ボギーと苦しみながらもイーブンパーでまとめ首位の座は辛うじてキープした。その大山を捕らえたのは、この日6バーディと着実にスコアを伸ばした古閑美保と5ストローク伸ばした李知姫(韓国)の2人。
古閑は初日、2日目と宮里藍とラウンドし「宮里の方がアイアンショットが良かった」と話しながらも、自身もショットが好調でグリーンを外したのは15番パー5での1回だけだったという。また、現在賞金ランキングで首位を走る李も好調を維持。17番でのグリーンサイドバンカーからのミスショット以外は安定したゴルフを見せている。
首位の3人を1打差で追うのは、宮里藍、横峯さくら、服部真夕、不動裕理、そしてディフェンディングチャンピオンの北田瑠衣と、ホステスプロの日下部智子の6人。横峯は3つ、宮里はスコアを5つ伸ばしたが、この日最もスコアを伸ばしたのは北田だった。8バーディ、ノーボギーの「64」。初日の大山と同じスコアで49位タイから急上昇。逆転での大会連覇も狙える位置に浮上してきた。
さらに1打差の6アンダー10位には、上田桃子、原江里菜、福嶋晃子、櫻井有希、一ノ瀬優希、キム・ソヒ(韓国)、ウェイ・ユンジェ(台湾)の7人が並んでいる。4アンダー3位タイスタートの上田は、スコアを2つ伸ばし首位との差を2打に縮めたが順位は10位タイまで後退してしまった。