2013年 KKT杯バンテリンレディスオープン

地元の一ノ瀬が2位発進! 首位にリ・エスド、横峯3位

2013/04/19 16:46
友人、家族、地元熊本のファンの大きな声援を受け、首位と1打差、絶好の好スタートを切った一ノ瀬優希

◇国内女子◇KKT杯バンテリンレディスオープン 初日◇熊本空港カントリークラブ(熊本県)◇6,455ヤード(パー72)

全体的にスコアが低迷し、アンダーパーをマークしたのは僅かに8人という消耗戦。その中で、先月の「Tポイントレディス」でツアー初優勝を挙げている地元・熊本県出身の一ノ瀬優希が、4バーディ、2ボギーの「70」をマーク。単独首位のリ・エスド(韓国)に1打差に迫る、2アンダー単独2位と好位置につけた。

1アンダーの3位タイには、横峯さくら金田久美子馬場ゆかり三塚優子酒井美紀カン・スーヨン(韓国)の6人がグループを形成。熊本県出身で今大会3勝を誇る不動裕理は、同郷の笠りつ子井芹美保子らと並びイーブンパーの9位タイ。スポット参戦している地元でホステスプロの有村智恵は「73」で回り、1オーバーの23位タイで初日を終えている。

<地元熊本勢の一ノ瀬優希が、首位に1打差2位タイの好発進>

グリーンの硬さに加え、時折吹き荒れる風の影響からかスコアはが伸び悩んだ初日。地元熊本県出身の一ノ瀬優希が、首位に1打差と迫る単独2位の好発進を切った。一ノ瀬の実家は会場へも近く、この日は小・中学校時代の友人も応援に駆けつけたほか、地元熊本勢の選手たちに大きな声援を送るギャラリーが帯同した。

9時15分、横峯さくら木戸愛と同組となった一ノ瀬は、今季「Tポイントレディスゴルフトーナメント」での優勝を経験して迎えた地元大会とあって、大きなプレッシャーを感じながらティグラウンドに上がった。「久しぶりに緊張しました」という言葉とは裏腹に、ティショットはフェアウェイをしっかり捕らえると、ファンの声援を背に受けスタートを切った。

3番(パー3)では、ティショットはグリーンの右エッジにオンし、カラーからパターで打ったボールは約12メートル先のカップに吸い込まれバーディを奪取。「3番でのバーディは落ち着くにはちょうど良いタイミングだった」と緊張感を振り払い、ここでようやく平常心に切り替えた。さらに13番(パー3)でもティショットをグリーン奥にこぼすが、約5メートルを沈めるなど渾身のパッティングで、4バーディ、2ボギーの「70」をマーク。「我慢したホールもあったけど、今日は全体的にパッティングが入ってくれた」と、この日のプレーに及第点をつけ、「明日もいつもどおりやりたい」と身を引き締めた。

「優勝後にはファンの方から声を掛けられたり、大きな声援を頂けて楽しかったです」と、平日にも関わらず、各ホールのグリーン周りを埋めたギャラリーの多さに驚いたと話す一ノ瀬。「地元だし、優勝も経て、いいところを見せなくちゃ」と、少しの気負いを持って迎えている。プロ7年目で掴んだ初優勝から約4週間、今季開幕前から一ノ瀬自身が目標としてきた“年間複数回優勝”に、地元タイトルの冠を乗せた大きなチャンスが、早々に巡ってきた。

ノーボギーの3アンダーで単独首位に立ってご満悦。朝イチのトップスタートやから写真が少なくて…。
地元熊本の応援団から声援を受けて2位発進!一昨日の地元TVで中学生当時の映像が流れてましたが、すっかり美しくなられております。
前半だけで3バーディと、久々にお得意のロケットスタートを披露してくださいましたが、後半3ボギーで消化不良になりました。3位T
長パン&ノー・へそピアスの大人しいファッションで、2バーディ、1ボギーと渋くまとめて3位タイとまずまずのスタート。
もうそろそろ勝ちたいはずですワぁ。過去に勝ってるコースだけに狙ってるとは思うけど、いつものように淡々とプレーしてはりました。3位T
前半の2オーバーから、驚異の6バーディ(!)で3位タイに躍進!1ダボ、3ボギーというミツカらしいプレーでしたが…。
福島のミキティは先週からの好調持続で~す。先週は最終日に崩れたんで、今週は期するものがあると思いまっせ~!3位T
ノゾミ~ル!1年近くぶりに会いました。同じホテルでした。飯屋を教えてもらったけどたどり着けませんでした…。9位T
序盤の連続ボギーから盛り返してイーブンパーの9位タイ。多くのファンが駆け付けた地元の試合でヘタは打てまへんで~!
「今日のベストドレッサーやがな」と思って1枚抑えてたのがラッキーでした。裏街道スタートから堂々の9位タイ発進となりました。
イセリーヌも今やゴルフ王国となった熊本県人です。去年くらいから頭角を表しております。ボチボチ優勝してもよい頃かと…。9位T
先週に引き続いて今週も絶好調!このスーパー中学生の強さはホンマモンやね。9位T
終盤まで2アンダーの2位に付けてたのに、惜しくも終盤崩れてイーブンパーの9位タイに後退。それでも調子は良さそうヨ。
15番終了時は3アンダーでトップやったのに、16番でバンカーからホームランでダボ、17番ショートもボギーで…。23位T
どういう理由かわかりませんが、なんとジャンボの長男・智春氏がキャディをしてはりました。ビックリしました。
雄叫びを上げるシホ姐さん。イーグルかと思いきや、トラブルを凌いでのなが~いパー・セービングパットを決めた瞬間です。52位T

2013年 KKT杯バンテリンレディスオープン