貫禄の逆転優勝!!福嶋晃子が大会連覇を果たした!
国内女子ツアー第16戦「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」が、長野県にある軽井沢72ゴルフ北コースで開催された。国内ツアーでは今シーズン2試合目の出場となった福嶋晃子が、最終日に5ストローク伸ばして通算8アンダーで優勝。福島は昨年と同じように最終日の逆転で大会連覇を果たした。
今週は雨に祟られる一週間になってしまった。水曜日には予定されていたプロアマが中止になり、初日も一日中雨。気温も15度しか上がらない悪条件となった。そして2日目は朝から霧が発生し、プレーが中断されるなど進行が遅れ、最終組がホールアウトしたのは午後6時30分を過ぎていた。最終日は、最終組がスタートする頃までは雨が降っていなかったが、その後は時間を追うごとに雨足が強くなった。
首位に1打差の3アンダーからスタートした福嶋は、1番ホールでバーディを奪い首位グループに加わった。すると4番、6番でもバーディで2位以下を引き離しにかかった。そして圧巻だったのは9番のパー5。475ヤードのパー5で2打目に持ったクラブは4番アイアンだった。ピン手前5メートルに乗せると、イーグルパットを慎重に沈めた。
後半の福嶋は、10、11番ホールで連続ボギーを叩いたが、14、16番でバーディを奪い前半に伸ばした8アンダーをキープ。2位に4打差をつける圧勝で、日本ツアー16勝目を記録した。自身が所属する会社の主催トーナメントだったので、ホストプレーヤーとしては最高の結果を残したことになる。
4アンダー単独2位には、4アンダーの首位からスタートした塩谷育代。序盤の2、3番ホールで連続ボギーを叩き優勝争いから後退したが、終盤の16、17番で連続バーディを奪いスコアをまとめてきた。
さらに1打差の3アンダーには、やはり首位からスタートした不動裕理と鈴木香織が並び、その1打差にはアマチュアで高校3年生の横峯さくらが入っている。最終日最もスコアを伸ばしたのは優勝した福嶋だったが、その次は3アンダーでラウンドした横峰だった。横峯は10月の日本女子オープンでローアマチュアのタイトルを狙い、その後はプロテストに備えるという。