2011年 Hitachi 3Tours Championship 2011

2011年の最強ツアーはLPGA! 5年ぶりの勝利を手に

2011/12/11 17:41
8ポイント差をつける圧勝で5年ぶりの勝利を手にしたLPGAチーム

千葉県のキングフィールズGCで11日(日)、国内男子(JGTO)、国内女子(LPGA)、シニアツアー(PGA)による団体戦「Hitachi 3Tours Championship 2011」が開催。通算24.5ポイントとしたLPGAが、06年以来となる2度目のタイトルを獲得した。JGTOは16.5ポイントにとどまり、大会連覇を逃す結果に。PGAは13ポイントで3位に終わった。

ダブルス戦の1st Stage(3試合)ではLPGAが2試合を制すなど8ポイントを獲得し、2位のJGTOに1.5ポイントと僅差ながらトップに立つ。シングルス戦の2nd Stage(6試合)に入るとLPGAの勢いは加速し、4試合で単独首位の座を奪い16.5ポイントを獲得。後続との差を一気に広げ、悠々の逃げ切り勝利を果たした。

「チームのみんなが心を1つにできたこと、それが良かった」と、キャプテンを務めた大山志保。自らもダブルス戦で2位、シングルス戦で単独首位と5ポイントを奪う貢献を見せ、チームを牽引した。

JGTOは連覇を逃す結果に。ダブルス戦で組んだ石川遼と小田孔明もグリーン上で苦しむ姿が目立った

<JGTOは連覇ならず>
過去6回の開催で4回のタイトル獲得。昨年大会も制し、今年も優勝の本命とされていたJGTOだったが、シングルス戦でLPGAに大きく引き離され大会連覇を逃す結果に終わった。シングルス6試合で全員が単独首位を確保できず、ベ・サンムンの首位タイ(2.5ポイント)が最高位。4年連続出場となった石川遼も、小田孔明と組んだダブルス戦で2位、シングルス戦では横峯さくら芹澤信雄に敗れて3位に終わった。2週間前に中国で開催された「ワールドカップ」に出場し、ダブルス戦を4日間こなしたアドバンテージを持つ池田勇太平塚哲二も、ダブルス戦こそ単独首位で終えて3ポイントを獲得するも、シングル戦ではともに2位タイに甘んじた。

今大会を主催するHitachiグループの「日立アプライアンス」に所属する佐伯三貴がMVPを獲得した

佐伯三貴がMVPを獲得!>
優勝チームから選出されるMVPは、アン・ソンジュと組んだダブルス戦、シングルス戦ともに単独首位で終え、6ポイントを獲得した佐伯三貴が獲得した。今シーズンは6戦目に1勝目を挙げるなど前半から中盤にかけて賞金ランキングトップを走っていたが、腰を痛めたこともあり後半に失速。「後半は調子が悪かったので、ここで良い締めくくりができました。最高ですね」と笑顔を見せた。

【最終結果】
<1st Stage>
第1試合
JGTO(平塚哲二池田勇太)3pt
LPGA(大山志保笠りつ子)2pt
PGA(水巻善典白浜育男)1pt
第2試合
LPGA(横峯さくら馬場ゆかり)3pt
JGTO(ベ・サンムン近藤共弘)1.5pt
PGA(F.ミノザ金鍾徳)1.5pt
第3試合
LPGA(アン・ソンジュ佐伯三貴)3pt
JGTO(石川遼小田孔明)2pt
PGA(室田淳芹澤信雄)1pt

<2nd Stage>
第1試合 大山志保3pt、平塚哲二1.5pt、F.ミノザ1.5pt
第2試合 馬場ゆかり3pt、池田勇太1.5pt、白浜育男1.5pt
第3試合 笠りつ子3pt、小田孔明1.5pt、水巻善典1.5pt
第4試合 佐伯三貴3pt、近藤共弘2pt、室田淳1pt
第5試合 芹澤信雄3pt、横峯さくら2pt、石川遼1pt
第6試合 アン・ソンジュ2.5pt、ベ・サンムン2.5pt、金鍾徳1pt

<総合>
LPGA 24.5pt、JGTO 16.5pt、PGA 13pt

朝のさくらの挨拶。逆光が眩しかった。
さくらちゃんのクラブを借り・・・柔らかいなぁ~と言ったか言わないかは定かではない。
ナイスバーディーってあれ?佐伯プロのキャディさん永井大だ!
近藤プロのキャディには中西哲生さんが!
今日は久しぶりに暖かく快晴だった。
ダブルス戦、バーディーゲットでたたえ合う馬場プロと横峯プロ。
最近、遼君ったら革パンがお気に入りみたい。
なかなか日本語がお上手な金プロ。大人のゴルフを見せてくれた。
馬場プロのラブ注入!う?1回されてみよっかなぁ?。
日本の賞金王は来年アメリカに渡る。
クリスマスっぽいニットを着てるけど、よく見るとドクロ柄。
終始トークでギャラリーと絡んでいた水巻プロ。
小さくても飛距離で負けていないジャイアント馬場ゆかりプロ。
The 男! 勇太の立ち振る舞いは勇ましく太く。
レギュラーツアーでもこのくらい和気藹々とプレイしてたらギャラリーも楽しいのに。
ツイスト1
ツイスト2
ハーフ5アンダーで回ってきた芹澤プロ。スゴ!
最終18番はバンカーに入れボギー。
ギリギリのイントネーションで挨拶をする大山プロ。宮崎弁こそ、大山プロの代名詞ですから
今年のMVPは佐伯プロ!

2011年 Hitachi 3Tours Championship 2011