2011年 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント

宮里美香、不動、恒川が首位発進! 藍はやや出遅れ

2011/09/23 15:57
ノーボギーの4アンダーで首位タイ発進の宮里美香

国内女子ツアーの第20戦「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」が9月23日(金)、宮城県の利府ゴルフ倶楽部で開幕。宮里美香不動裕理恒川智会の3人が、4アンダーで首位に並ぶ好スタートを切った。

3アンダーの4位タイに李知姫(韓国)と大山志保。2アンダーの6位タイに前年覇者のイム・ウナのほか、藤本麻子木戸愛金田久美子諸見里しのぶら10人が続く混戦模様となっている。2週連続優勝がかかる服部真夕は1アンダーの16位タイ。宮里藍横峯さくら有村智恵は1オーバーの40位タイとやや出遅れた。

宮里美香、耐えて首位発進>
ホールアウトした宮里美香は、会見場に現れると「後半は本当に疲れました」と第一声。前半は2番からの3連続を含む4バーディを奪って折り返したが、後半に入るとバーディラッシュはぴたりと止まり、耐えて耐えての苦しいゴルフ。それでも、14番で3mのパーパットを決めるなど、粘りのゴルフで首位を守った。

「後半はドライバーがいつもに比べて安定しなかった。正直もうちょっといけたと思うけど、初日ノーボギーは良いスタートが切れたと思います」。通算4アンダーは3人が並ぶ首位発進。「あと2日間、良いプレーが見せられるように頑張っていきたいです」と、日本のファンに、宮里美香のプレーを印象づけたい。

「明日もノーボギーを目指してやれれば」と初日4アンダーで首位タイに立つ不動裕理

<不動、恒川も共にノーボギーで首位に並ぶ>
宮里と並んで首位に立つ不動、恒川も共にノーボギーでのラウンド。「せっかくノーボギーで来ているので、最後まで行きたい」と思ったという不動は、全部ピンチだったという上がり数ホールをパーで乗り切り、「冴えていたと思います」とほほ笑んだ。

一方の恒川は、先週の試合で攻めるパッティングができなかったと反省し、今週は「しっかり打とう」と心に決めた。すると、「長いのも届くから入ってくれた」と、この日の4バーディに繋がったという。

東北高校出身の木戸愛。「強い気持ち」で最終ホールまで戦い抜いた

<東北高校出身の木戸愛が6位タイ、藍は40位と出遅れる>
宮城・東北にゆかりのある選手は今大会に掛ける意気込みはひとしおだ。東北高校で3年間を過ごした木戸愛も例外ではない。この日は8番で3パットのボギー先行としたものの、14番以降に3つのバーディを取り返し、最終18番でもバンカーから2mに寄せてのパーセーブ。通算2アンダーの6位タイでホールアウトし、「強い気持ちでスタートして、最後の最後まで切らさず戦えたと思う」と、納得の表情で振り返った。

5年ぶりの今大会出場となる宮里藍は、2バーディ3ボギーの「73」。「グリーン上でかなり苦戦してしまった」と、悪天候で練習ラウンドができなかったこともたたり、通算1オーバーの40位タイと出遅れた。

1番ホール
2007年以来の出場でトップタイです
毎年恒例子供達の手作りティマーカー。宮城県立こども病院への支援活動のシンボルです
みんなが応援してます。頑張れ東北!
東北に縁のある選手の名前の書いてある横断幕を持って応援
キャップにはトンボ、秋も近くに感じるね
ノーボギー、4アンダートップタイ。「マン疲れです」あと2日頑張りましょう
「5年ぶりに宮里藍が帰ってきた」とテレビで盛んに言ってました
グリーン上でかなり苦しんだ藍ちゃん
サブグリーンから打ってます。皆さんは真似しないでね
試合も出来てギャラリーの方も多くて、楽しく気持ち良く出来たそうです
4アンダートップタイスタート!
「今日は久しぶりにバーディがいっぱい獲れました」。良い顔してるね
バーディ獲りのガッツポーズ!
怒!!!
今日のプレーに満足、3アンダー4位タイ
この笑顔で東北の人達も元気になってほしいですね
復興を願って黙祷

2011年 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント