不動、宮里出遅れ!台湾の魏ユンジェが3アンダー首位
2004/09/09 18:00
国内女子ツアー第20戦、今シーズン公式戦の初戦でもある「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」が栃木県の太平洋クラブ&アソシエイツ益子コースで開幕した。
初日首位に立ったのは台湾の魏ユンジェだった。3バーディを奪った魏は、この日唯一ノーボギーでラウンドし3アンダーの単独首位。昨年「アピタ・サークルK・サンクスレディス」でツアー初優勝を果たしたが、その後は思ったような成績が残せていない。今週は久しぶりに魏の「雄叫び」がコースに響くか、残り3日間の戦いに注目したい。
首位の魏を1打差で追うのは、井上陽子と西川みさとの2人。ツアー通算4勝の井上だが、2001年からシード権を失い、今シーズンは「ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント」の1試合にしか出場していない。一方の西川は、今シーズン19試合に出場しているが、その内13試合で予選落ち。初日の好スタートを2人はどこまで維持できるのだろうか。
さらに1打差の1アンダー4位に米山みどり、イーブンパーには福嶋晃子など安定して好成績を残す実力者が控えている。福島は1997年大会以来の2勝目を狙う。
昨年この大会で初のメジャータイトルを手にした不動裕理は、初日2オーバーの15位と少し出遅れ気味。さらにプロデビュー年の今年、初めて女子プロゴルフ選手権に出場した宮里藍は、1バーディ、6ボギーの5オーバー53位と大きく出遅れてしまった。初日からアンダーパーが4人だけと選手権らしい展開になっている。