2004年 NEC軽井沢72ゴルフトーナメント

大会3連覇を狙う福嶋は順調な滑り出し

2004/08/13 18:00

国内女子ツアー第16戦「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」が、長野県にある軽井沢72ゴルフ北コースで開幕した。避暑地ということもあり、日中になっても気温が30度を超えない絶好のゴルフ日和。3週間ぶりのトーナメントながら、初日から好スコアが続出している。

この日、単独首位に立ったのは、高又順(韓国)だ。前半で3つ、後半で3つと順調にバーディを積み重ね、6アンダーをマークした。最近5試合でトップ5フィニッシュが3回あり好調を持続している。今季初優勝に向けて幸先の良いスタートを切った。

次いで、5アンダーの単独2位には阿蘇紀子。出だしこそボギーだったが、その後は6つのバーディを奪って好スタートを見せている。6月に行われたステップアップツアー「GOLF5|TOKEN|theory cup」で優勝し着実に力をつけている阿蘇が、レギュラーツアー初優勝に向けて意欲を覗かせている。

そして4アンダーの3位タイには、昨年まで米国ツアーで戦っていた小俣奈三香と村井真由美の2人。さらに3アンダーの5位タイグループには、今年の「日本女子アマ」を14歳で制した宮里美香や、今季は米ツアーを主戦場にして戦う東尾理子、5月に初優勝を飾った北田瑠衣など8人が並ぶ大混戦となった。

そのほか、同一大会3連覇の記録がかかる注目の福嶋晃子は、2アンダー14位タイの順調な滑り出し。7月末にメジャー戦「全英女子オープン」出場したため、約1ヶ月ぶりの国内戦になった宮里藍は、福嶋と同じく2アンダー。前回の大会「ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント」で30勝を挙げ、永久シードを決めた不動裕理は、1アンダー25位タイからの静かなスタートを切っている。

2004年 NEC軽井沢72ゴルフトーナメント