アン・ソンジュがプレーオフ制し今季2勝目!!
静岡県の東名CCで開催されている、国内女子ツアー第17戦「スタンレーレディスゴルフトーナメント」の最終日。関東・中部地方もいよいよ梅雨明けとなって、この日の気温は30度を超える真夏日。試合展開も大熱戦となり、通算6アンダーでホールアウトした李知姫とアン・ソンジュの韓国勢によるプレーオフに突入した。
プレーオフは18番パー5で行われたが、距離が長くフェアウェイも狭いのでパー5とはいえ難度が高く、どちらがボギーを叩いて決着がつくかと思われた。しかし、2ホール目に互いにバーディチャンスを迎え、ソンジュが先に4mのバーディパットを沈めると、李は3mのバーディパットを決められず勝負あり。ソンジュが今季開幕戦以来の2勝目を果たした。
1打差でプレーオフ進出を逃した北田瑠衣、馬場ゆかり、イム・ウナ(韓国)の3人が通算5アンダーの3位タイ。中でも北田は最終18番パー5を6アンダーで迎えたが、パーセーブできず優勝争いから脱落してしまった。
さらに2打差の通算3アンダー、6位タイには諸見里しのぶ、若林舞衣子、黄アルム(韓国)、イ・ジウ(韓国)の4人が並んだ。諸見里は今週の賞金を加算し、ツアー通算獲得賞金で4億円を突破。これは横峯さくらに次いで史上2番目の若さでの達成となる。
通算2アンダー、10位タイには飯島茜、菊地絵理香、イ・ナリ(韓国)の3人。そして通算1アンダーの13位タイにアマチュアの香妻琴乃が入り、ベストアマチュア賞を獲得。また大会連覇を狙った有村智恵は、12番から4連続ボギーを叩いてしまい、通算1オーバーの20位タイに終わった。
(主な上位選手の成績)
優勝 -6 アン・ソンジュ
2位 -6 李知姫
3位 -5 馬場ゆかり、北田瑠衣、イム・ウナ
6位 -3 諸見里しのぶ、若林舞衣子、黄アルム、イ・ジウ
10位 -2 飯島茜、絵理香、イ・ナリ