2ホールを残し、暫定ながら単独首位に立っている古閑美保

国内女子ツアーの第4戦「ヤマハレディースオープン葛城」が、静岡県の葛城ゴルフ倶楽部・山名コースで開幕した。前日から降り続いた雨と強風の影響で、初日のスタート時間が3時間遅れてスタート。その後雨は止んだものの、風は収まらず各選手スコアメイクに苦しんだ。結局、日没サスペンデッドとなり、2日目の8時から残りのラウンドを行うことになった。

暫定で首位に立ったのは、3アンダーの古閑美保。16番ホールまで終了した古閑は、4バーディ、1ボギーと風に負けずにアンダーパーを記録した。1打差の2アンダー暫定2位タイには、イム・ウナ（韓国）、不動裕理、黄アルム（韓国）の3人が並んでいる。

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黄は昨年のこの大会でツアー初優勝を飾り、今シーズン開幕直前に今大会の主催となるヤマハと用品契約を結んだばかり。ホステスプロとして出場する今大会で、大会連覇に向け絶好のスタートを切った。

さらに1打差の1アンダー暫定5位タイには、竹末裕美、天沼知恵子の2人が並んだ。今週は昨年の賞金ランキング上位5名が、米国女子のメジャー初戦に出場しているため、多くの選手に優勝のチャンスが広がった。このチャンスにツアー未勝利の選手がチャンスを掴むのか、それとも古閑が逃げ切るのだろうか。

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