3打差に19人の混戦で幕開け 永野竜太郎2位 パグンサンが首位発進
2015/10/15 17:43
◇国内男子メジャー第3戦◇日本オープンゴルフ選手権競技 初日◇六甲国際ゴルフ倶楽部 東コース(兵庫)◇7394yd(パー72)
日本ツアー本格参戦4年目のフィリピン人選手、ジュビック・パグンサンが7バーディ1ボギーの「66」をマークし、6アンダーとして単独首位で発進した。日本未勝利ながら、2012年に2位、13年に3位に入り、今大会とは好相性を誇る。
今季のメジャー第2戦「日本ゴルフツアー選手権森ビル杯」で2位に入った永野竜太郎が、1打差の5アンダーとし単独2位で追う。後半の4連続バーディで一気にリーダーボードを駆け上がった。アマチュア時の3回を含め、今大会は9度目の出場。「最初は歯が立たない感じだったけど、ここ2、3年は意外と対応できているので、うまくなっているのかなという実感はある」と語った。
6人目の大会連覇を狙う池田勇太は前半6番からの3連続を含め10番までに5つのバーディを重ねて一時首位に立ったが、その後3つのボギーをたたくなどし、4アンダーの3位で小田孔明らと並んでスタートした。
60歳の室田淳、今年の「日本アマチュア選手権」を制した17歳の金谷拓実(広島国際学院高2年)、片山晋呉、宮里優作ら12人が、3アンダーの8位。首位と3打差以内に19人がひしめき合う混戦模様の第1ラウンドとなった。
2年連続の出場となったアダム・スコット(オーストラリア)は、ノーボギーながらバーディ2つにとどまり、通算2アンダーの20位につけた。