難コース和合を攻め落とすのは?2年ぶりに石川も参戦
2014/04/29 17:07
国内男子ツアー「中日クラウンズ」が、5月1日(木)から4日(日)までの4日間、愛知県名古屋市にある名古屋ゴルフ倶楽部和合コースで開催される。第1回は1960年に開催され今年で第55回を迎える本大会は、日本のスポンサード・トーナメントの草分け的存在だ。
昨年は大会前週にプロ転向後の初優勝を飾った怪物ルーキー・松山英樹の追い上げを振り切った松村道央が、3シーズンぶりの優勝を飾っている。
今年は米ツアーで活躍する石川遼が2年ぶりに和合に戻ってくる。世界最少ストロークとなる「58」をマークしたのは4年前の最終日。当時はドライバーとサンドウェッジでコースをねじ伏せた石川だが、22歳になった今年はどんなゴルフを見せてくれるのか注目だ。
一方で、ディフェンディングチャンピオンの松村は、今シーズン開幕戦となった「インドネシアPGA選手権」で早くも今季初勝利を飾るなど調子は良好。また、国内開幕戦を制した宮里優作、前週の「つるやオープン」で2年ぶりの凱歌をあげた藤田寛之をはじめ、片山晋呉、谷原秀人ら迎え撃つ日本ツアー勢もずらりと役者が揃っている。
ツアー屈指の歴史と伝統を誇る大会で、鮮やかなクラウンブルーの優勝ジャケットに袖を通す男は誰なのか?ゴールデンウィークの尾張・名古屋が今年も熱くなりそうだ。
【主な出場予定選手】
青木功、尾崎将司、松村道央、石川遼、藤田寛之、片山晋呉、小平智、小田孔明、谷原秀人、宮里優作、宮本勝昌、矢野東、深堀圭一郎、藤本佳則、平塚哲二、近藤共弘、高山忠洋、重永亜斗夢 ほか