2013年 ザ・ロイヤルトロフィ

アジア選抜が2ptsリードで最終日へ 日本ペアは敗北

2013/12/21 18:57
接戦となった2日目。藤田寛之と石川遼のプレー中の表情は厳しくなりがちだった

◇アジア選抜vs.欧州選抜対抗戦◇ザ・ロイヤルトロフィ 2日目◇ドラゴンレイクGC(中国)

初日に続きダブルスマッチプレーで行われた2日目は、それぞれのボールをプレーして良い方のスコアを採用するフォアボール形式4試合で争われ、ともに1勝1敗2分で2ポイントずつを加算。総合ポイント5対3でアジア選抜の2ポイントリードは変わらず、明日最終日に行われるシングルスマッチプレー8試合に臨む。

初日と同じ対戦カードとなった1組目は、ともにタイ出身のトンチャイ・ジェイディとキラデク・アフィバーンラトが、ステファン・ギャラハーとポール・ローリーのスコットランドペアを2&1で破り、連日の勝ち点1をゲット。こちらも同じ対決となった2組目では、リャン・ウェンチョンと呉阿順が、デビッド・ハウエル(イングランド)とマーク・ウォーレン(スコットランド)を相手にオールスクエアに持ち込み、0.5ポイントを分け合った。中国ペアは2ダウンで迎えていた17番、18番を連取する驚異的な粘りをみせ、今大会初の勝ち点を獲得した。

石川遼藤田寛之の日本ペアは3組目で、ベルンド・ウィスバーガー(オーストリラ)、トービヨン・オルセン(デンマーク)と対戦。後半13番までオールスクエアと接戦が続いたが、14番、15番と連続してダウンを喫し、最終ホールを残して2&1で敗れた。4組目では、キム・キョンテキム・ヒョンソンの韓国ペアがニコラス・コルサーツ(ベルギー)とアルバロ・キロス(スペイン)の飛ばし屋コンビと対戦。終盤まで優位に進めながら上がり2ホールを連取され、引き分けに持ち込まれた。

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