ゴルファー日本一の称号は誰の手に?国内メジャー第3戦
2013/10/15 12:43
国内男子ツアーのメジャー競技第3戦「日本オープンゴルフ選手権競技」が17日(木)から4日間、茨城県の茨城ゴルフ倶楽部 東コースで開催される。日本ゴルフ協会(JGA)主催のもと行われる国内最大のオープン競技。今年もゴルファー日本一のタイトルをかけてトッププロ、トップアマが最高難度に仕上げられたコースに集結する。
那覇ゴルフ倶楽部で行われた昨年は終盤に激しい凌ぎ合いが展開され、シュビック・パグンサン(フィリピン)、平塚哲二との争いを制した久保谷健一が初優勝。沖縄独特の芝質や重たい強風、局面ごとに運、不運も大きく作用した厳しいセッティングの中で、ベテランの強固な精神力を見せつけ、栄冠を手にした。
今年は現在賞金ランキングトップを独走する松山英樹が米ツアー参戦中とあって、まさに本命不在といえる状況にある。しかしまずは2週前の「コカ・コーラ東海クラシック」で5年ぶりの勝利を手にした片山晋呉は満を持して、地元茨城県での戦いに臨めそうだ。
一方で前週の「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Central」で通算2勝目を飾った藤本佳則のほか、同じ1989年生まれの小平智、薗田峻輔も既に今季1勝を挙げており、20歳の川村昌弘ら新世代の台頭に期待がかかる。
トップアマチュアでは「日本アマチュアゴルフ選手権競技」を制した大堀裕次郎は故障のため残念ながら欠場となったが、準優勝の杉山知靖、ナショナルチームの常連メンバー比嘉一貴、中国の16歳リュウ・アンイらが出場する。
【主な出場予定選手】
久保谷健一、池田勇太、小田孔明、片山晋呉、川村昌弘、キム・ヒョンソン、小平智、J.パグンサン、薗田峻輔、谷原秀人、谷口徹、細川和彦、松村道央