片山晋呉が8アンダーのスタートダッシュ!突っ走るか!?
2003/10/30 18:00
国内男子ツアー第24戦「ABCチャンピオンシップゴルフトーナメント」が、兵庫県にあるABCゴルフ倶楽部で開幕した。初日は2000年の賞金王、片山晋呉が9バーディ、1ボギーの8アンダー「64」を叩きだし単独首位に立った。
10番ホールからスタートした片山は、いきなりバーディを奪い14番でボギーを叩いたが、前半を6バーディ1ボギーの「31」でラウンド。後半は3バーディにとどまったが、2位以下に3ストロークのリードを奪った。
今シーズンの片山は、5月に行われた「日本プロゴルフ選手権」で狙いどおりの優勝を奪った。しかし、その後は「全英オープン」「全米プロ」など海外のメジャー戦に出場したため国内ツアーは飛び飛びでの出場になった。9月以降はフル参戦し、10月に入り「ジョージア東海クラシック」で2位、先週行われた「ブリヂストンオープン」でも3位に入るなど調子を上げている。
今シーズンも残り5試合となったが、現在賞金ランキング5位の片山もまだまだ賞金王のタイトルを諦める位置ではない。初日のゴルフを4日間維持し、逃げ切り優勝を果たすか注目される。
5アンダーで2位につけているのは藤田寛之と鈴木亨の2人。2人揃って6バーディ、1ボギーのラウンド。藤田は、首位に立った片山とともに先週の「ブリヂストンオープン」では3位に入り、調子は良さそうだ。
さらに1打差の4アンダー4位は、手嶋多一など4人。3アンダー8位には、先週3年ぶりの復活優勝を果たした尾崎直道や兄のジャンボ尾崎、星野英正や最近好調の川岸良兼など13人が集団を形成している。首位の片山とは5打差。明日以降の展開が楽しみだ。