昨年777日ぶりの優勝を遂げた大会でジャンボの連覇なるか！？
2003/09/16 18:00
今年で31回目と長い歴史を誇る国内男子ツアー第19戦「ANAオープンゴルフトーナメント」が北海道の札幌ゴルフ倶楽部輪厚コースで9月18日（木）から21日（日）まで開催される。
昨年は、ジャンボが2日目から首位に立ち、最終日は藤田寛之との死闘の末、2000年のサン・クロレラクラシック以来となる優勝を飾った。さらにこの優勝で、55歳7ヵ月というツアー最年長優勝記録まで樹立。この地で再びジャンボ復活のドラマが起こるのか。
国内男子ツアーは先週、先々週と海外選手に優勝を奪われている。海外で田中秀道ががんばっているだけに、国内でも日本人選手の活躍を期待したい。その中でも、注目したい選手は昨年の大会で4日間全て60台をマークし、アマチュアながら6位タイに入る大活躍を見せた宮里優作だ。今年からプロに転向し、「JCBクラシック仙台」では友利勝良との一騎打ちに破れはしたものの堂々2位でフィニッシュ。今後を期待させる戦いぶりだった。しかし先週の「サントリーオープンゴルフトーナメント」では予選落ちを喫するなど最近調子が下降気味。相性の良いコースで調子を取り戻せるか注目が集まる。
そしてもう一人の注目は片山晋呉。大会3連覇のかかった「サントリーオープンゴルフトーナメント」では、思うようにスコアを伸ばすことができず試合後も悔しさをあらわにしていた。これから続く国内ツアー秋の陣に向け、闘志をむき出しにしているだけに好成績が期待される。