瀬戸内海独特の風の中、熱き戦いがはじまる
2003/07/08 18:00
国内男子ツアー第12戦「ウッドワンオープン広島ゴルフトーナメント」が7月10日(木)から13日(日)までの4日間、広島県東広島市にある広島カンツリークラブ八本松コースで開催される。
この大会過去に9回も優勝と、抜群の相性のよさを誇っている尾崎将司。日本記録となる同一ツアー10勝という快挙達成となるか注目である。また2000年、2001年と2年連続優勝をしている深堀圭一郎だが、現在の賞金ランキングは34位と本調子ではない様子。思い出の地で復活を遂げてもらいたいところだ。
昨年は、強風の中、S.K.ホが2位の小山内護に3打差をつけての優勝。今年は全英オープンの切符を手に入れたため、出場を辞退しているが、昨年のリベンジに燃える小山内、先週日本ゴルフツアー選手権で久々のVを飾った伊沢利光など有力選手がひしめき合う。
通算32回目となる広島オープンは、名称も新たに「ウッドワンオープン広島」とし、今年は八本松コースがベントのワングリーン化、トータルヤーデージも延長されるなどさらに手強いコースに生まれ変わっている。瀬戸内海地域独特の風が吹き荒れる中、このコースを制するのはいったい誰か。