2003年 日本プロゴルフ選手権大会

11アンダー、鈴木亨が首位キープ。片山、藤田が4打差2位

2003/05/16 18:53
1人きりのラウンド!?鈴木亨が11アンダー単独首位

今シーズンの国内メジャー第1戦、茨城県の美浦ゴルフ倶楽部で開催されている「日本プロゴルフ選手権競技大会」の2日目。初日5アンダーの単独首位に立った鈴木亨が、さらに6ストローク伸ばし2位に4打差の11アンダーで首位をキープしている。

10番ホールからスタートした鈴木は、前半で3つ、後半に入っても2番パー5でバーディを奪い順調にスコアを伸ばした。ところが、3番ホール終了時点で一緒にラウンドしていた湯原信光が腰痛の為に棄権してしまうと、リズムが崩れたのか4、5番で連続ボギーを叩いた。しかし、続く6番パー5でイーグルを奪うと再び勢いに乗り、7、9番でもバーディを奪った。決勝ラウンドに入っても、そのままスコアを伸ばし続けることができるか注目だ。

この日のベストスコアは65、7ストローク伸ばしたブレンダン・ジョーンズ。4オーバー71位から3アンダーの14位にジャンプアップしている。そして、首位の鈴木と同じく6ストローク伸ばしたも3人と上位に上がってきた選手は大幅にスコアを伸ばしている。

昨年の雪辱に燃える片山晋呉が4打差の2位に浮上

7アンダー2位に浮上した片山晋呉も6ストローク伸ばした1人だ。スタートの1番ホールでボギーを叩いたが、その後はバーディを積み重ね、13位から2位に浮上してきた。昨年、久保谷健一とのプレーオフに敗れ2位に終わった片山が、あと2ラウンドを残して、日本のプロゴルファーナンバーワンの座を狙える位置に浮上してきた。

片山と同じく韓国のS.K.ホも6ストローク伸ばして2位に浮上した。ホも雪辱に燃えている。昨年のこの大会では、最終日を首位タイでスタートしながら、1ストローク足りずにプレーオフに残ることが出来なかった。明日、明後日は再び雨交じりの天候が予想される。決勝ラウンドもバーディ合戦が繰り広げられるのか、公式戦とは思えないようなハイスコアでの優勝争いになりそうだ。

2003年 日本プロゴルフ選手権大会