池田、好相性の輪厚で大会2勝目なるか 今田が推薦出場

国内男子ツアーの第15戦「ANAオープンゴルフトーナメント」が、9月13日（木）から16日（日）までの4日間、北海道の札幌ゴルフ倶楽部輪厚コースで開催される。

昨年大会は、カート・バーンズ（オーストラリア）がツアー初勝利を手に。そのバーンズと肩を並べる活躍を見せたのが、当時高校1年生の16歳アマチュア伊藤誠道。バーンズと首位に並んで最終日最終組を回り、結果的に6位に終わったものの、07年の石川遼に次ぐアマチュア優勝への期待を最後まで抱かせてくれた。バーンズ、伊藤ともに今年も出場を予定しており、昨年の主役たちが再び輪厚で相まみえる。

08年からホストプロとして出場している石川遼は、過去4度の出場で昨年を含めて2回の予選落ちを喫し、まだトップ10フィニッシュも果たせていない。今年こそ優勝争いに加わり、笑顔でホストプロの責務を完遂できるか。そして、歴代覇者の1人である池田勇太（10年優勝）への期待が高い。過去9勝のうち、3勝を挙げている好相性の北海道が舞台。今季はまだ未勝利が続くものの、2週連続で2位フィニッシュと目下絶好調中。今年の優勝候補筆頭に挙げられる存在だ。

また、米ツアーを主戦場に置く今田竜二が主催者推薦により出場。10年の「三井住友VISA太平洋マスターズ」以来となる国内ツアー参戦、世界最高峰の舞台で磨かれた本場のプレーを輪厚で披露する。

【主な出場予定選手】
K.バーンズ、池田勇太、石川遼、上平栄道、尾崎将司、小田孔明、小田龍一、片山晋呉、キム・キョンテ、近藤共弘、呉阿順、薗田峻輔、中嶋常幸、藤田寛之、藤本佳則、宮本勝昌、武藤俊憲、矢野東、今田竜二、伊藤誠道（アマ）