2003年の開幕を飾る試合に期待の宮里、清田、中島らが出場!
2003/04/03 16:46
2003年の国内男子ツアーの開幕を飾る「東建ホームメイトカップ」が、4月3日(木)から6日(日)まで、三重県の「東建多度カントリークラブ・名古屋」で開催される。いよいよ年間28試合におよぶツアーがスタートする。
各選手にとっては、是非ともスタートダッシュを切りたい重要な一戦。谷口徹は昨年この開幕戦を制し、年間の賞金王獲得につなげた。
次週のマスターズに出場するため残念ながら谷口徹、片山晋呉、伊沢利光は出場しないが、昨年賞金ランキング2位の佐藤信人など日本ツアーの主役は勢揃い。また、今年56歳になるジャンボ尾崎と昨年2勝を挙げ完全復活を果たした中嶋常幸の“ONコンビ”もこの試合に照準を合わせて体を作り上げてきた模様。今年も日本ツアーは、強豪選手の活躍だけでなくベテランの妙技も楽しめそうだ。
また若手の台頭にも期待がかかる。まずは米ツアーのソニーオープンでプロデビューを果たした宮里優作と清田太一郎。学生時代の華やかな経歴を引っ提げ、どのような活躍ができるか、要注目の新人だ。もう1人は中島雅生。中嶋常幸の長男として有名だが、早くもプロ2年目となる今年こそ真価を発揮したいところ。3人とも本大会は推薦枠での出場となる。
もう一つ気になるのが、新しいルールの適用。米ツアーと同じく、ドライバーのクラブフェースの反発係数が0.83に規制される。大きな影響はないと予想されているが、今後は日本ツアーでもクラブの性能には頼れなくなる。なお、市販品では違反となった同じモデル名のクラブでも、プロへはフェース面を厚く調整して反発係数を0.83以内に抑えて選手に支給することになるようだ。