賞金王争いの決着は?松山英樹も出場
国内男子ツアー第23戦「ダンロップフェニックストーナメント」は11月17日(木)から20日(日)までの4日間、宮崎県のフェニックスカントリークラブで行われる。
昨年大会は2日目に単独首位に立った池田勇太が、最終日にキム・キョンテ(韓国)らの追撃をかわして優勝。シーズン4勝目をマークした。
今年はディフェンディングチャンピオンの池田の出身校、東北福祉大の後輩にあたるアマチュアの松山英樹が出場。今年のマスターズローアマを獲得した19歳は、前週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」で1973年のツアー制施行後、史上3人目となるアマチュアでのツアー優勝を果たした。注目度が一層上がる中、どんなプレーを見せられるか。
そして賞金王争いも、いよいよ大詰めだ。トップを快走するベ・サンムン(韓国)は来季の米ツアーのシード権獲得を狙い、予選会に出場するため今大会が今季の日本ツアー“最終戦”となる予定。サンムンを約6361万円差で追いかける石川遼は今週、世界選抜チームの一員として「ザ・プレジデンツカップ」に出場するため、ベは優勝すれば他の選手の成績いかんにかかわらず、2試合を残して初の賞金王戴冠が確定する。
また、同大会は今年も海外のトッププレーヤーが参戦。昨年の「全米オープン」王者グレーム・マクドウェル(北アイルランド)、一昨年の大会チャンピオン、エドアルド・モリナリ(イタリア)、トーマス・ビヨーン(デンマーク)ら欧米ツアーの名選手がズラリ。飛ばし屋のゲーリー・ウッドランド(米国)や、前週の欧州ツアー「バークレイズ・シンガポールオープン」を制したゴンサロ・フェルナンデスカスタノ(スペイン)のプレーにも視線が集まりそうだ。
【主な出場予定選手】
池田勇太、尾崎直道、尾崎将司、小田孔明、片山晋呉、久保谷健一、谷口徹、中嶋常幸、平塚哲二、藤田寛之、ベ・サンムン、G.ウッドランド、R.バーンズ、T.ビヨーン、G.マクドウェル、松山英樹(アマチュア)