2011年 ダンロップフェニックストーナメント

賞金王争いの決着は?松山英樹も出場

2011/11/15 12:11
昨年は池田勇太がシーズン4勝目をマークした。次週のオメガミッションヒルズ・ワールドカップに向けても弾みをつけたい

国内男子ツアー第23戦「ダンロップフェニックストーナメント」は11月17日(木)から20日(日)までの4日間、宮崎県のフェニックスカントリークラブで行われる。

昨年大会は2日目に単独首位に立った池田勇太が、最終日にキム・キョンテ(韓国)らの追撃をかわして優勝。シーズン4勝目をマークした。

今年はディフェンディングチャンピオンの池田の出身校、東北福祉大の後輩にあたるアマチュアの松山英樹が出場。今年のマスターズローアマを獲得した19歳は、前週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」で1973年のツアー制施行後、史上3人目となるアマチュアでのツアー優勝を果たした。注目度が一層上がる中、どんなプレーを見せられるか。

そして賞金王争いも、いよいよ大詰めだ。トップを快走するベ・サンムン(韓国)は来季の米ツアーのシード権獲得を狙い、予選会に出場するため今大会が今季の日本ツアー“最終戦”となる予定。サンムンを約6361万円差で追いかける石川遼は今週、世界選抜チームの一員として「ザ・プレジデンツカップ」に出場するため、ベは優勝すれば他の選手の成績いかんにかかわらず、2試合を残して初の賞金王戴冠が確定する。

また、同大会は今年も海外のトッププレーヤーが参戦。昨年の「全米オープン」王者グレーム・マクドウェル(北アイルランド)、一昨年の大会チャンピオン、エドアルド・モリナリ(イタリア)、トーマス・ビヨーン(デンマーク)ら欧米ツアーの名選手がズラリ。飛ばし屋のゲーリー・ウッドランド(米国)や、前週の欧州ツアー「バークレイズ・シンガポールオープン」を制したゴンサロ・フェルナンデスカスタノ(スペイン)のプレーにも視線が集まりそうだ。

【主な出場予定選手】
池田勇太尾崎直道尾崎将司小田孔明片山晋呉久保谷健一谷口徹中嶋常幸平塚哲二藤田寛之ベ・サンムンG.ウッドランドR.バーンズT.ビヨーンG.マクドウェル松山英樹(アマチュア)

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