アジア選抜が大量リード!遼&峻輔はマナッセロ組に連勝
タイ・ブラックマウンテンGCで行われているアジア選抜と欧州選抜の対抗戦「ザ・ロイヤルトロフィ」は2日目の8日、ダブルスの4試合が行われた。
互いに別々のボールを打ち、良い方のスコアを採用するベストボール方式で行われたこの日、先陣を切ったノ・スンヨル、W.リャン組がアジア選抜に早々にポイントをもたらした。コリン・モンゴメリーとリス・デービース組を相手に一度もダウンすることなく、5&4で完勝。
さらに注目の石川遼&薗田峻輔組は初日に続いて17歳のマッテオ・マナッセロ&パブロ・マーチン組と激突。するとアジア選抜は石川が4番から3連続バーディを奪って勢いをもたらし、結局3&2で勝利。石川とマナッセロ、注目を集めた10代対決は2日連続で日本の若きスターに軍配が上がった。
その後もアジア選抜が試合をリード。キム・キョンテとJ.M.シンのペアはヨハン・エドフォース&ヘンリック・ステンソンに最終18番まで粘られながらも1UPでポイントを獲得。
最終組で出場した池田勇太はトンチャイ・ジェイディとのコンビで、ピーター・ハンソン&フレデリック・アンダーソンヘッド組を3&1で撃破。池田は5番から3連続バーディ、さらに9番からも3連続バーディを奪うなど、持ち前の爆発力を見せつけた。
この日のマッチで4連勝を飾ったアジア選抜は総合成績で6対2として大量リードを奪い、2年ぶり2度目の優勝に大きく前進した。最終日となる9日はシングルスでのマッチプレー8試合が行われる。
【2日目成績】
○W.リャン、ノ・スンヨル 5&4 モンゴメリー、デービース●
○石川遼、薗田峻輔 3&2 マナッセロ、マーチン●
○キム・キョンテ、J.M.シン 1UP エドフォース、ステンソン●
○池田勇太、ジェイディ 3&1 ハンソン、アンダーソンヘッド●