通算16アンダーで、初優勝を果たしたマッテオ・マナッセロ（Stuart Franklin/Getty Images）

スペインのクラブ・デ・カンポで開催されている、欧州男子ツアー第39戦「カスティーヨ・マスターズ」の最終日。マッテオ・マナッセロ(イタリア)が通算16アンダーで初優勝を手にしている。

男子ゴルフ界にまた若きヒーローが誕生した。2位タイで最終日を迎えたマナッセロは多くの選手がスコアメイクに苦しむ中、前半を2バーディ1ボギーで終える。後半13番から3連続バーディをマークして一気にスコアを伸ばすと、ラストの3ホールをパーでしのぎ、通算16アンダー。終わってみれば2位に4打差をつける快勝でゴルフ史に新たな歴史を書き加えた。

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通算12アンダーで単独2位に食い込んだのは地元スペインのイグナシオ・ガリード。7位タイからスタートして、13番までパープレーを続け、終盤に入ってから3つのバーディをマーク。しかし、どうにもエンジンのかかりが遅く、マナッセロにプレッシャーをかけるには至らなかった。

通算11アンダー、3位タイにはゲーリー・ボイド(イングランド)、ピーター・ローリー(アイルランド)、クリスチャン・ニルソン(スウェーデン)、ヨースト・ルーテン(オランダ)の4人。続く単独7位にゴンサロ・フェルナンデスカスタノ(スペイン)が食い込んだ。