昨年大会は S.K.ホが勝利を飾り、初代チャンピオンにその名を刻んだ

国内男子ツアー第20戦「The Championship by LEXUS（レクサス選手権）」が、11月5日（木）から8日（日）までの4日間、茨城県にある大利根カントリークラブで開催される。昨年から始まった大会で、第一回大会は韓国のS.K.ホがその栄誉を掴んだ。

昨年大会は決勝ラウンド2日間、日本列島を駆け抜けた寒波の影響で真冬のような寒さの中で試合が行なわれたが、今年は大会4日間晴天で20度前後の最高気温が予想されている。今年の大会は、同週に中国でWGC（世界ゴルフ選手権）の「HSBCチャンピオンズ」が開催されるため、池田勇太、石川遼、片山晋呉といった国内の賞金ランキング上位3名が不参加となる。

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そこで注目されるのが、現在賞金ランキング4位の藤田寛之だ。今季2勝を挙げ、パーセーブ率でツアートップと安定したゴルフに定評がある藤田は、先週時点で約8,000万円を獲得。3位の片山とは1,800万円以上の差があるため、今週での逆転は不可能だが、この大会で優勝すればシーズン終盤に弾みをつけると共に、ワールドランキングでも現在の62位から、さらなる上位を目指す。

そして、今週は近藤共弘が大会ホストプロとして出場する。近藤は今季未勝利ながら賞金ランキングで11位につけている。ホストとしての優勝で大会を盛り上げることができるか。

ツアーのニューヒーロー不在の中、近藤や、昨年この大会で10週連続でのトップ10入りを果たした矢野東、星野英正などが大会を盛り上げてくれることを期待したい。

【主な出場予定選手】
S.K.ホ、藤田寛之、丸山茂樹、近藤共弘、矢野東、星野英正、谷口徹、鈴木亨、久保谷健一、谷原秀人、小田龍一