丸山が徐々に反撃開始!高山が首位奪取
2004/10/22 18:00
千葉県の袖ヶ浦カンツリー倶楽部にある袖ヶ浦コースで行われている、国内男子ツアー第23戦「ブリヂストンオープンゴルフトーナメント」の2日目。大会初日に2オーバー72位タイと大きく出遅れてしまった丸山茂樹が、この日もボギースタートの苦しい立ち上がりとなった。
時差ボケのため体調が優れない様子の丸山だが、6、7、9番で3メートルほどのバーディパットをねじ込み通算イーブンパーまで取り戻す。後半はツキも味方をしてくれて14番では、10ヤードからのチップインバーディ。16番パー5では、2オンに成功し難なくバーディを奪って通算2アンダーの44位タイまで浮上した。
丸山茂樹(通算2アンダー・44位タイ)
「やっと50~60%回復したって感じですかね。まだ体に切れがないのはわかっているんですけど、何とか切り抜けられて今はホッとしています」
一方、2日目に通算10アンダーで単独首位に踊り出たのは、初優勝が待ち遠しい高山忠洋だ。インコースでバーディを量産し、この日のベストスコア「65」をマーク。また、1打差で追う2位に今井克宗が追走している。この日の今井はショットが冴え渡りバーディを積み重ねた。
そして通算8アンダー3位には、首位スタートの近藤智弘。通算7アンダー4位タイに先週「日本オープン」で2年ぶりの復活優勝を飾った谷口徹。9位タイに若手の谷原秀人、14位タイに片山晋呉が控えている。
そのほか、最近好調の伊沢利光、ディフェンディングチャンピオンの尾崎直道は通算1アンダーの51位タイで辛うじて予選通過。注目のアマチュア伊藤涼太は、通算8オーバーの94位タイ。なお、ジャンボ尾崎は坐骨神経痛、星野英正と広田悟は体調不良で棄権している。