池田が首位浮上!石川遼は粘って予選通過
2010/11/19 15:38
宮崎県のフェニックスカントリークラブで開催されている、国内男子ツアーの第22戦「ダンロップフェニックストーナメント」の2日目。4アンダー2位タイでスタートした池田勇太が、5ストローク伸ばして通算9アンダーの単独首位に浮上した。
初日をノーボギーでラウンドした池田は、この日も5バーディ、ノーボギー。「2日間ボギーなしは、なかなか難しい。ボギーになってもおかしくない状況もあったけど、パーに徹して、チャンスが来たらバーディが獲れたのでよかった」と2日間のラウンドに満足する。
2打差の7アンダー単独2位は、韓国のキム・ドフン。キムもノーボギーのラウンドで、この日のベストスコアとなる7アンダー「64」をマークした。さらに1打差の通算6アンダー単独3位に丸山大輔、通算5アンダーの単独4位に賞金ランキング首位のキム・キョンテ(韓国)が続いている。
そして、大会連覇を狙うエドアルド・モリナリ(イタリア)が、通算4アンダーの5位タイに浮上。小山内護、原口鉄也、ジェイ・チョイ(米国)と並んでいる。昨年プレーオフで敗れたロバート・カールソン(スウェーデン)は、通算3アンダーで平塚哲二、兼本貴司、宮里優作と並び、9位タイまで浮上してきた。
2週連続優勝を狙う石川遼は、この日4バーディ、1ボギーと1ダブルボギーでスコアを1つ伸ばし通算3オーバー。トム・ワトソン、ロバート・アレンビーなどと並び、49位タイで予選は通過した。
また、ベテラン勢が奮起を見せている。尾崎将司が、この日6バーディ、1ボギーの「66」をマーク。5ストローク伸ばして通算2アンダー、倉本昌弘と並び、14位タイで決勝ラウンドを迎えることになった。