ドイツにあるミュンヘン・ノード・アイヘンリードGCで開催されている、欧州男子ツアー第28戦「BMWインターナショナル・オープン」の3日目。首位からスタートしたマーティン・カイマー（ドイツ）が独走。優勝に王手をかけている。

前日の大爆発で一躍首位に躍り出たカイマー。この日はペースこそ落ちたものの、安定感はそのままに5バーディ、ノーボギーでラウンド。通算18アンダーとして、後続との差は6ストローク。優勝は、地元ドイツ期待の若手が手にする可能性が高くなった。このまま今季2勝目に向けて走り切るのか？ ホームの声援を背に、最終日にどんなプレーを見せるのか注目だ。

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通算12アンダーでカイマーを追うのは、チャール・シュワルツェル（南アフリカ）。9位タイからスタートしたシュワルツェルは、3度の連続バーディを含む8バーディ、2ボギーでラウンドし、一気に単独2位に浮上。逆転優勝を狙うには、攻めのゴルフが求められる。

通算11アンダーの3位タイには、ベン・バーハン、ロス・フィッシャー、ポール・ケーシーのイングランド勢に、トーマス・レベ（フランス）の4人。実力を備える面々が並んでいるだけに、明日の最終日、どこまで首位に迫れるのか注目したい。