カタールにあるドーハGCで開催されている、欧州男子ツアー第9戦「ザ・コマーシャルバンク・カタールマスターズ」の最終日。アダム・スコット（オーストラリア）が大爆発して、逆転優勝を飾っている。

前日の後半から勢いづいていたスコットは、首位から3打差の5位タイでスタート。1番から5番までいきなり5連続バーディを決めるロケットスタートを切ると、後半も3連続バーディを含む5バーディで「61」をマーク。後半2日間を18バーディ、ノーボギーという驚異的なスコアで乗り切り一気に逆転。通算20アンダーまでスコアを伸ばし、2位に3打差をつけて大逆転優勝を果たした。

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逆転優勝を狙うべく、3位タイからスタートしたヘンリック・ステンソン（スウェーデン）。7バーディ、ノーボギーの「65」と、見事な内容でラウンドし、通算17アンダーとしたが、スコットの勢いの前に打つ手は無く、単独2位で大会を終えている。

単独3位には、通算15アンダーのチャール・シュワルツェル（南アフリカ）が食い込み、続く通算14アンダーの単独4位にはヨハン・エドフォーズ（スウェーデン）が名を連ねた。また、セルヒオ・ガルシア（スペイン）は通算10アンダーで7位タイ。躍進が期待されたロリー・マキロイ（北アイルランド）は失速。通算6アンダーの33位タイで大会を終えている。