スペインのプーラGCで開催されている、欧州男子ツアー第45戦「マヨルカクラシック」の最終日。グレゴリー・ボーディ（フランス）が逆転で欧州ツアー初優勝を飾っている。3日目の残りラウンドと共に実施された最終日。2位タイからスタートしたボーディは、この日3バーディ、ノーボギーと、手堅くまとめて通算12アンダーでホールアウト。4日間の中では最も静かな内容だったものの、ツアー初勝利がかかった大一番で冷静かつ安定したプレーを見せて今季初勝利をもたらした。

単独2位に入ったのは、サム・リトル（イングランド）。第3ラウンド終了時点では6位タイだったが、4バーディ、1ボギーと手堅くスコアを伸ばし、通算10アンダー。スコアと同時に順位も上げ、単独2位でフィニッシュした。

今季初タイトルを目指しスタートしたロバート･ジャン・ダークセン（オランダ）は、スコアを伸ばせず通算9アンダーのまま単独3位でフィニッシュしている。続く単独4位には、テンポ良くスコアを伸ばしたアラステア・フォーサイス（スコットランド）が通算7アンダーで食い込んだ。また、地元での活躍が期待されたセルヒオ・ガルシアは、前後半ともにバーディ後にボギーを叩く悪循環でスコアを落とし、通算3アンダーの16位タイで大会を終えた。