スウェーデンのアーランダスタッドGCで開催されている、欧州男子ツアー第34戦「スカンジナビアマスターズ」の最終日。ミッコ・イロネン（フィンランド）が逆転で今季2勝目を飾った。

3位タイでスタートしたイロネンは、バーディでスタートを切ると、4番でもバーディを奪う。しかし、その後はボギーとバーディを交互に重ね、なかなかスコアが伸びていかない。後半も15番でバーディを決めた直後にダブルボギーを叩くなど、安定感に欠ける内容だったが、前半上がりの9番、最終18番など、要所できっちりバーディを決めて、通算6アンダーまでスコアを伸ばし、見事に逆転優勝を飾った。

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2位に3打差をつけて首位スタートを切ったマーティン・カイマー（ドイツ）は、2バーディ、3ボギーと、1つスコアを落として最終18番。ここでパーセーブすればプレーオフという場面でダブルボギーを叩き、万事休す。通算4アンダーの2位タイでフィニッシュした。この他、ニック・ドハティ（イングランド）、ピーター・ヘドブロム（スウェーデン）ら5人が2位タイで大会を終えている。

3日間安定したゴルフを展開し、カイマーと並んで首位で最終日を迎えたジェームス・キングストン（南アフリカ）も「74」と崩れ、通算3アンダーの7位タイ。コーリー・ペイビン（アメリカ）、ポール・ブロードハースト（イングランド）とともに、7位タイで大会を終えている。