ロシアのモスクワにある、ル・メリディアン・モスクワCCで開催されている欧州男子ツアーの第33戦「ロシアンオープン」の最終日。2日目から単独首位に立ったP.U.ヨハンソン（スウェーデン）が2位に6打差をつけて優勝を飾った。

首位でスタートしたヨハンソンは、この日も5バーディ、ノーボギーと安定したゴルフを披露。通算スコアを23アンダーまで伸ばし、1997年以来となる欧州ツアータイトルを華々しく手にした。終ってみれば、初日から全て60台でラウンド。さらに、ボギー、ダブルボギーはわずかに1つずつという圧倒的な安定感を見せた4日間だった。

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首位から4打差の単独2位と、優勝への望みを残してスタートしたR.J.ダークセン（オランダ）は、連続バーディ発進と理想的な立ち上がり。しかし、その後は沈黙し、9番ではボギーを叩いてしまう。15、16番で連続バーディを奪うも時すでに遅く、通算17アンダーの単独2位で大会を終えた。

3位に入ったのは、アラン・マクレーン（スコットランド）。こちらも連続バーディでスタートを切ったが、後半で思うようにスコアが伸ばせず、通算16アンダーで単独3位のままフィニッシュ。この他、唯一アマチュアで決勝ラウンドに進んだクリス・ウッド（イングランド）は、通算5アンダーの38位タイで大会を終えている。