地元インド勢の一騎打ち ラヒリがプレーオフ制し2勝目!
2015/02/22 21:15
◇欧州・アジア共催◇ヒーロー・インディアンオープン 最終日◇デリーGC(インド)◇6923yd(パー71)
今年から欧州ツアーに組み入れられたインドの伝統あるナショナルオープンは、アニルバン・ラヒリがシブ・シャンカラ・プラサド・チョウラシアとの地元勢の一騎打ちによるプレーオフを制し、前々週の初勝利に続く欧州ツアー2勝目を挙げた。
3日間首位を維持して最終日を迎えたチョウラシアが「76」と崩れる中、ラヒリが2つスコアを伸ばして、通算7アンダーで並び、プレーオフに突入。1ホール目でティショットを左に曲げてトラブルとなったチョウラシアに対し、ラヒリはバーディを奪い、勝負はあっさり決した。
チョウラシアはこの日、3番でボギーを先行すると、続く4番ではダブルボギー。その後、バーディは2つにとどまる一方、4つのボギーを喫した。ラヒリは連続バーディでスタートすると、その後はバーディとボギーを3つずつ重ねた。
この勝利により、ラヒリは4月の「マスターズ」への初出場が濃厚になった。
1打差の3位に、日本ツアーでも活躍するタイのプラヤド・マークセン、マーカス・フレイザー(オーストラリア)、ヨアキム・ラガーグレン(スウェーデン)、ミスン・ペレラ(スリランカ)が並んだ。
3日間リーダーボードのトップ2以内に名を連ねていたシディクール・ラーマン(バングラデシュ)は1バーディ、6ボギーと大きく崩れ、この日のベストスコアタイの「68」をマークしたロマン・ワッテル(フランス)らと並んで5アンダーの7位で戦いを終えた。