フランスにあるル・ゴルフ・ナショナルで開催されている、欧州男子ツアー第31戦「フランスオープン」の2日目。通算10アンダーで、ラファ・チェンキー（アルゼンチン）が単独首位に立っている。

首位と3ストローク差の2位タイからスタートしたチェンキー。インの前半は2バーディ、2ボギーと振るわず、アウトの後半もスタートホールでボギーと、このまま崩れていく気配を見せていたが、次の10番ですぐさまバーディを奪い返すと、続く11番では起死回生のイーグルをマーク。これで再び調子を取り戻したチェンキーは、さらに2つスコアを伸ばしてフィニッシュ。通算10アンダーとし、単独首位に躍り出ている。

＜＜　下に続く　＞＞

首位と2ストローク差の2位タイには、首位スタートながらスコアを落としたマーティン・カイマー（ドイツ）と、ベストスコア「65」をマークしたスティーブ・ウェブスター（イングランド）に「66」でラウンドしたチャール・シュワルツェル（南アフリカ）の3人が並んでいる。上位4人の実力は拮抗しているだけに、さらに白熱した戦いが期待できそうだ。

大会連覇を狙うパブロ・ララサバル（スペイン）は、通算2アンダー、18位タイに後退。2週連続優勝を狙うニック・ドハティ（イングランド）は「76」の大叩きでイーブンパー、44位タイに後退。優勝は極めて難しい状況となっている。