タイガー3アンダー15位。ハリントン、グーセンが首位!
欧州男子ツアー第18戦『ドイツバンク- SAPオープンTPC of ヨーロッパ』がドイツ、ハンブルグにあるグットカデンで開幕した。今年の注目はタイガー・ウッズの大会3連覇がかかっていること。マスターズ後久しぶりの試合で、ウッズがどんなプレーを見せてくれるのか注目である。
そのウッズだが、初日はアイルランドのパドレイク・ハリントン、アルゼンチンのアンヘル・カブレラと同組でラウンド。カブレラのスローペースなゴルフに影響を受けることも無く、また、ハリントンが順調にスコアを伸ばす様子に慌てることも無くマイペースのラウンドだった。3バーディ、ノーボギーと少しモノ足りない感じもするが、順調な滑りだしであった。
初日首位に躍り出たのは、タイガーとラウンドしたハリントンと南アフリカのレティーフ・グーセンの2人。両者ともボギーを叩くことがなく、着々とスコアを伸ばし7アンダーでホールアウト。とくにハリントンは終盤上がり2ホールで連続バーディを奪い、2日目以降につなげるフィニッシュとなった。
一方のグーセンは先週、2月の「カールズバーグ・マレーシアオープン」以来のツアー参戦を果たしたが62位と低迷。賞金ランキングもトップ10から外れてしまったため、そろそろ本気モードに突入しそうだ。
そのほか、昨年ウッズにプレーオフで敗れたコリン・モンゴメリーは、タイガーと同じく3アンダー15位。先々週のツアー復帰戦「イタリアオープン」でいきなり2位になったモンティだが、先週は27位止まり。今週はタイガー相手にリベンジできるか注目される。
また、先週今シーズンの2勝目を挙げたイングランドのポール・ケーシーは、師匠のニック・ファルドと並んで2アンダー27位グループに潜んでいる。先週も2、3日目にスコアを伸ばし逆転優勝しているだけに、明日以降の追い上げが期待される。