スウェーデンのBro Hof Slott GCで行われている欧州ツアー第32戦「ノルデアマスターズ」2日目。5アンダーのトップタイから出た同国のアレクサンダー・ノレンが「66」をマークし、通算11アンダーとして単独首位に立った。

欧州ツアー過去2勝の29歳は、出だしの1番から2連続バーディを奪い、11番までに6ストロークを伸ばすバーディラッシュを披露。ノーボギーのラウンドに「たぶん今までで最高のプレーだろう。すべてがうまくいっている。ここでは何度もプレーしてきたけど、こんなに良かったことは無い」。単独2位のジブ・カプール（インド）に3打差をつけ、6月の「サーブ・ウェールズ・オープン」に続く今季2勝目をはっきりと視界にとらえて決勝ラウンドに突入する。

そしてこの日、ヤコ・ヴァン・ジル（南アフリカ）と並ぶ通算6アンダーの3位タイに急浮上してきたのが米ツアーからスポット参戦しているバッバ・ワトソン。1番でバーディ発進を決めたワトソンは、7番から2連続ボギーと後退するが、続く9番（パー5）でイーグルを奪取。そして後半に4つスコアを伸ばした。「フロントナインは大変だった。（18ホールで）3ボギー、池ポチャもあったし。まあ、それでもいいポジションにいる。バーディを獲り続けて、ミスをしないようにいきたいね」と、まずまずといった表情だ。