イタリアのRoyal Park I Roveriで開催されている、欧州男子ツアー第19戦「BMWイタリアオープン」の最終日。イングランドのロバート・ロックが、初日から首位を守り切り、通算21アンダーで、欧州ツアー初勝利を完全優勝で飾った。

4日間安定して、着実にスコアを伸ばしたロックは、「優勝できたことは自分でも驚いている。でも今回ほどの（優勝の）チャンスはこれまでなかったし、最終日のスタートはとてもリラックスできていた」と振り返る。

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途中21歳のトービヨン・オルセン（デンマーク）が、10ストロークに伸ばす猛チャージでロックを脅かしたが、何としても欲しい1勝を前に、オルセンの猛追がいい刺激となったことを明かした。2009年の「アイルランドオープン」のプレーオフでシェーン・ローリーに敗れて逃した優勝から、待ち焦がれた1勝となった。

首位と1打差の、通算20アンダーの2位タイには、ゲイリー・ボイド（イングランド）、オルセン、通算19アンダーの単独4位には、ピーター・ホワイトフォード（スコットランド）が続いている。

母国開催となったイタリア勢では、マッテオ・マナッセロ、フランチェスコ・モリナリがともに通算16アンダーの8位タイでフィニッシュしている。