2011年 ボルボワールドマッチプレー選手権

強豪終結のマッチプレー、R.マキロイ、M.カイマーらが先勝!

2011/05/20 08:34
欧州屈指のプレーヤーが集結!ロリー・マキロイはレティーフ・グーセンとの接戦を制した(Warren Little/Getty Images)

スペインにあるフィンカ・コートシンGCで開幕した欧州男子ツアー「ボルボワールドマッチプレー選手権」。同大会は出場選手24名が、3名ずつの8グループに分かれ、初日、2日を総当たりで戦い、上位2名の計16名の選手が決勝ラウンドに進む。

初日のこの日は8試合が行われた。フランチェスコ・モリナリ(イタリア)はイアン・ポールター(イングランド)と対戦。ポールターはスタートホールから連続ダウンとしてしまうが、中盤に巻き返して引き分けとした。

世界ランク1位のリー・ウェストウッド(イングランド)はアンダース・ハンセン(デンマーク)と対戦。序盤4ホールをオールスクエアでスタートしたが、5番からウェストウッドが猛チャージを見せ、6&5で圧勝している。

ロリー・マキロイ(北アイルランド)とレティーフ・グーセン(南アフリカ)は、中盤まで両者譲らぬ接戦を繰り広げたが、マキロイが1ダウンで迎えた終盤の14番、15番で連続アップを奪って逆転し、そのまま1upで逃げ切った。

4月の「マスターズ」を制したチャール・シュワルツェル(南アフリカ)はミゲル・アンヘル・ヒメネス(スペイン)と対戦。ヒメネスが大量リードを奪い、シュワルツェルに1ホールも奪われることなく6&5で圧勝している。ポール・ケーシー(イングランド)とアルバロ・キロス(スペイン)は、3&1でキロスが勝利。ルーク・ドナルド(イングランド)とライアン・ムーア(アメリカ)は4&3でドナルドが勝利している。

グレーム・マクドウェル(北アイルランド)はルイ・ウーストハイゼン(南アフリカ)と対戦し、3&1でマクドウェルが勝利。マーティン・カイマー(ドイツ)はY.E.ヤン(韓国)と対戦し、前半にリードを許したカイマーが、後半の追い上げにより2&1でヤンを制している。

2011年 ボルボワールドマッチプレー選手権