2004年 ザ・ヘリテージ

欧州メンバーは静かなスタート 佐藤は出遅れた

2004/09/24 09:00

欧州ツアー第34戦「ザ・ヘリテージ」が、イングランドにあるウォーバーンG&CCで開幕した。今年から新設された大会、若手選手が優勝を目指し好スタートを切っている。

大会初日首位に立ったのは、27歳のホセ・マヌエル・ララ(スペイン)、25歳のグレーム・マクダウェル(北アイルランド)、32歳のニック・オハーンの3人。ララは攻めのゴルフでバーディを量産し、終盤3ホールで3連続バーディを奪った。また、ツアー2勝の実績があるマクダウェルは、出だしこそダブルボギーを叩くも、インコースで6つのバーディを奪う快進撃。オハーンは6バーディ1ボギーの安定したゴルフを展開した。

首位を1打差で追う4位タイには、6人が並ぶ大混戦。その中で今季優勝争いに絡んでいるラファエル・ジャクリン(フランス)は、初日ノーボギーの堅実なプレーを見せている。

一方、今季「全米オープン」を制したレティーフ・グーセン(南アフリカ)は、2アンダーの17位タイ発進。先週「ライダーカップ」で活躍したメンバーは、コリン・モンゴメリー(スコットランド)、デビッド・ハウエル(イングランド)が1アンダーの29位タイ。パドレイグ・ハリントン(アイルランド)は、イーブンパー44位タイからの静かなスタートを切った。

そのほか日本の佐藤信人は、ボギーが先行する苦しい展開。結局挽回することができず、5オーバーの121位タイと大きく出遅れている。

2004年 ザ・ヘリテージ