首位を走るP.マギンリーにM.オメーラが並んだ
2004/03/07 09:00
アラブ首長国連邦ドバイにあるエミレーツゴルフクラブで行われている、欧州男子ツアーの第8戦「ドバイデザートクラシック」の3日目。初日、2日目と予選ラウンドの進行が遅れていたが、無事選手全員がサードラウンドを終えた。
予選ラウンドで、片山晋呉、佐藤信人、室田淳、今井克宗といった日本勢が全滅。また、ダレン・クラークやトーマス・ビヨーンといった強豪や、昨年の覇者R.J.ダークセンが予選で姿を消す波乱含みとなった。
この日、各選手スコアに伸び悩むなか、マーク・オメーラ(米国)がベストスコア“68”をマーク。首位を走るポール・マギンリー(アイルランド)と並び通算14アンダー、3位以下に3打差をつけて明日最終日を迎える。オメーラは1998年に「マスターズ」と「全英オープン」で優勝して以来、公式戦では優勝から遠ざかっている。欧州ツアードバイの地で復活優勝となるのか注目が集まる。
2週連続優勝の期待がかかるタイガー・ウッズは(米国)、この日4バーディ1ボギーとスコアを3つ伸ばし通算8アンダーにするものの、首位と6打差離れてしまい、逆転優勝が難しくなってしまった。
そしてもう一人の優勝候補であるアーニー・エルス(南アフリカ)は、この日セカンドラウンドの残り12番ホールからスタートし、3つスコアを伸ばした。通算6アンダー9位に浮上し、決勝ラウンドに臨んだが、サードラウンドに入ると出入りの激しいゴルフを展開。結局スコアを伸ばすことができず通算6アンダーの15位に後退している。