タイガーVSエルス、お互い静かなスタート

欧州男子ツアーの第8戦「ドバイデザートクラシック」が、アラブ首長国連邦ドバイにあるエミレーツゴルフクラブっで開幕した。霧のためにスタートが2時間遅れてしまい、全選手がホールアウトすることはできなかった。

注目のタイガー・ウッズ（米国）は 12番ホール終えて日没サスペンデッドになってしまった。この日は2バーディ、1ダブルボギーのイーブンパー、暫定49位につけている。タイガーとの直接対決に期待がかかるアーニー・エルス（南アフリカ）は2アンダー暫定20位。タイガーと同様静かなラウンドになった。

一方、初日首位に踊り出たのは通算8アンダーを叩き出したブラッドリー・ドレッジ（ウェールズ）だ。最終18番でイーグルを奪うなど、この日はボギーのない完璧なゴルフを披露。2位のデビッド・ハウエル（イングランド）に3打差をつけた。

今週、日本からは4名の選手が出場。今シーズン欧州ツアーを主戦場とする佐藤信人は今週から本格参戦。この日5オーバーと大きくスコアを崩してしまい暫定138位。先週のWGCアクセンチュアマッチプレーにも出場した片山晋呉は、佐藤同様5オーバーとこちらも出鼻をくじかれた。そのほか、昨シーズン日本ツアーで初優勝を果たした今井克宗が4オーバーの暫定126位。このオフシーズンは積極的に海外の試合に出場しているベテランの室田淳は6オーバーの暫定142位と出遅れている。