スペインのクラブ・デ・カンポで開催されている、欧州男子ツアー第39戦「カスティーヨ・マスターズ」の2日目。ピーター・ヘドブロム(スウェーデン)が通算9アンダーで単独首位に立っている。

22位タイで2日目を迎えたヘドブロム。インの前半、3バーディをマークして折り返すと、後半は終盤に猛ラッシュ。ラスト4ホールとなった6番から連続バーディを奪った後、8番でイーグルをマーク。最終9番でボギーを叩いたが、ベストスコア「64」をマークする猛攻で通算9アンダー。単独首位に躍り出た。

＜＜　下に続く　＞＞

1打差の2位タイに付けているのは初日首位に立っていたポール・ローリー(スコットランド)に、地元のゴンサロ・フェルナンデスカスタノ、そして驚異の17歳、マッテオ・マナッセロ(イタリア)の3人。やはり注目はマナッセロ。もはやただの若手ではなく、優勝候補の一角として決勝ラウンドに臨む。その動向から目が離せない。

通算7アンダー、5位タイにはリカルド・ゴンザレス(アルゼンチン)、クリスチャン・ニルソン(スウェーデン)、グレゴリー・ボーディ (フランス)、そしてベストスコアをマークした地元スペインのアルバロ・ベラスコ。続く通算6アンダー。9位タイにはイグナシオ・ガリード、ベテランのホセマリア・オラサバルも44位タイで予選通過。地元勢の活躍で大きな盛り上がりを見せている。その一方でセルヒオ・ガルシアがまさかの予選落ち。残念な結果となっている。