スコットランドのセントアンドリュース、カーヌスティ、キングスバーンズの3コースで開催されている、欧州男子ツアー第37戦「アルフレッド・ダンヒル・リンクス選手権」の最終日。マーティン・カイマー（ドイツ）が通算17アンダーで逆転優勝を飾っている。

メジャー勝者の実力はダテではなかった。首位と2打差2位タイで最終日を迎えたカイマーは優勝を狙って攻撃的なゴルフを展開。スタートホールからバーディを決め、3バーディ、1ボギーで折り返すと、後半はその勢いをさらに加速。ラストは連続バーディで締めくくり、2位と3打差の通算17アンダーで逆転優勝。異なる3コースで唯一4日間60台をマーク。文句ナシの逆転劇だった。

＜＜　下に続く　＞＞

カイマーに続いたのはダニー・ウィレット（イングランド）。こちらは1イーグル3バーディ、ノーボギーと見事なゴルフを披露。首位にいたジョン・パリーもかわし、通算14アンダー、単独2位で大会を終えている。

通算13アンダー、単独3位はパリー。前半はなんとか踏みとどまったが、後半は14番までの5ホールで3つスコアを落とすなどして脱落。ラスト2ホールを連続バーディで締めるも手遅れとなってしまった。このほか、前回覇者のサイモン・ダイソン（イングランド）は意地を見せてスコアを伸ばし、5位タイフィニッシュしている。