初日、単独首位に立ったイングランドのニック・ドハティ（Richard Heathcote/Getty Images）

欧州男子ツアー第12戦「ハッサンII ゴルフトロフィー」が、モロッコにあるロイヤルゴルフ・ダルエサラームで開幕。ニック・ドハティ(イングランド)が7アンダーで単独首位。日本から参戦している矢野東は2アンダー、30位タイで初日を終えている。

今シーズンから新たにスケジュールに加えられた今大会はルージュ(PAR73)、ブルー(PAR72)の2コースで実施。初代チャンピオンとなるべく好スタートを切ったのは、ルージュコースでプレーしたイングランドのドハティ。前半は2バーディ2ボギーと伸び悩んだが、後半はスタートホールのイーグルを皮切りに、5バーディをマーク。ラストは連続バーディ締めで、7アンダー。単独首位で初日を終えている。

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1打差でドハティを追うのはフランチェスコ・モリナリ（イタリア）、ピーター・ラウリー(アイルランド)ら6人。ブルーコースをプレーしたモリナリは3連続バーディを含む6バーディ、ノーボギーと好内容でラウンド。同じくブルーコースをプレーしたラウリーは1イーグル6バーディ、2ボギー。対照的な内容で6アンダーを記録し、2位タイにつけている。

5アンダー、8位タイにはイグナシオ・ガリード、アレハンドロ・カニサレス(ともにスペイン)ら7人。続く4アンダー、15位タイにはニクラス・ファス（ス ウェーデン）、トーマス・レべ(フランス)ら5人。日本から唯一参戦している矢野東は、ブルーコースをラウンドし、4バーディ2ボギーの2アンダー、30位タイ。まずまずのスタートを切っている。
初代チャンピオンとして北アフリカの地に名を刻むのは一体誰か？白熱した戦いに期待したい。